まだまだ暑い夏の一日念願の江ノ島めぐりをしてきました。
きっかけは、新江ノ島水族館の格安入場券をもらったことでした。
でも、せっかくいくので、今まで江ノ島に足をふみいれたことがないので、午前は江ノ島と決めて、早起きして、これも初体験の大船からのモノレールにのって、9時半には江ノ島の橋をわたりました。
ほとんど、予備知識がなかったのですが、江ノ島というのは
信仰の島だったのですね。弁才天はもとより、あちこちに竜神様がまつられていました。
実は、今、私のお気に入りが「竜」だったのです。日本各地では最近、訪れたあちこちで、竜がまつられ、竜の伝説がありました。
竜は、地球のエネルギーの象徴。大地や海や火山など、自然の気の集まった物という話を読んだばかりでもありました。
何箇所かのお宮でお参りをしました

何を祈ったかというとその時出てきた言葉
「地球が怒りをもっているような気がします。たしかに、人間はあまりに考えのない行動をしつづけてきました。でも、すこしずつ、人間にもきづきがあらわれ、変化のきざしがみえています。みんなに気づき、変化のために、(もちろん、自分自身にも必要なことですが)わたしのできることをやっていきたい。そのために自分の力をいかすことができるようにお助けください。」
というような言葉。
ぽーんとその時生まれた言葉で、ちょっと恥ずかしいが。

そのあと、江ノ島タワーをのぼったり、富士山にまで続くという岩屋(どうくつ)も探検した。探検というとオーバーなようだが、ろうそくをてわたされ、いってらっしゃいといわれた。
富士山に続くといわれれば
そうですよね。といいたくなるような洞窟でした。
島全体が海なんですね。はれわたって、360度の海を感じながらのんびりと歩き回りました。
お昼は、これも海に面した海の食堂のテラス席で念願のシラス丼をいただきました。
そうしてきんきんに冷えたビールも一杯。
クーラーはなく、日差しはかなりきつい席なのですが、海からの風は本当に涼しくここちよかったです。
解放感いっぱいでした。
とんびがゆっくり海岸を旋回していました。
蝉や蝶などの虫もいっぱい。
なつかしいおみやげものもいっぱいうっていて、
懐かしい海空気でした。

で休むまもなく、今度は、新江ノ島水族館に、むかいました、
夏休みですごい人、人、人。ほんとんど子供と一緒の家族ずれでした。で、「そんなの関係ない(テレビのギャグですよ)」
ということで、まっすぐにイルカのショーの会場に。
そうなんです。おめあてはイルカでした。
イルカにあいにきたのです。
ちょうど席は保育園の遠足の子達といっしょになりました。
一緒にイルカショーを楽しみました。高くジャンプしたり、あいさつしてくれたり、本当にイルカはえらい。
背景は海岸です。海と一体のショーでした。
で、今度はすぐにイルカプールの前に移動。
お楽しみはここなのです。
ショーが終わったイルカやショーにはでないイルカが自由におよぎまわっています。
その水槽の目の前にたちます。
イルカたちがすばやく近づいてきたり、ジャンプして水しぶきをあびせたり、キキーという言葉で話しかけてくれたり、
大きな目でみつめられたり。
あきません。いつまでもそこにたっていると、なんだか、イルカと話をしているような気します。
言葉なき話です。
イルカはそんな時も「ここの待遇がわるい」とか「トレーナーがいじわる」なんて話はしないのです。
私もイルカに仕事のぐちや浮き世の苦労なんてこぼしません。
言葉がなくてつうじるものは、なんだろう。
ハートとハートがつながるような感じがしました。
「癒し」という言葉とはちょっとちがうという感じがします。イルカの遊び心がつたわり、海のスピリットが伝わってクルそんな感じでしょうか。
イルカとたわむれるという時間で、私の中にもエネルギーがたまってくるような感じですか。

しかし、イルカの水槽のまえで、にこにこをはしゃいでいる
中年のおばさん。はたからみればかなり怪しい人かな。

いいんです。わたしは、この世界をつくっているのは人間だけではないことがようやくわかったきました。
この社会の仲間も人間ばかりではないのです。
自然や、生き物や、そのたもろもろ(?)みんなが作っている世界だから。
私のお友達も人間ばかりではなくてもよいというわけです。
イルカも大切なおともだちなので、時々会いにいきます。
もしかして竜も、もちろん海も。

暑い暑い夏の日に見た夢だったかしら。